かしの木山生物倶楽部 > 日誌index > 日誌20170913


2017年  9月 13日    < 前の日誌へ > < 次の日誌へ >          
アブラゼミ

鳴き声がジィージィーと

油で揚げる音に似てる

というのが名前の由来

ですが、どうですかね。



























野原でアブラゼミの

変死体を見つけました。





























ススキの葉にしがみついて

死んでいます。

以前、同じ場所で

バッタの同様の変死体が

ありました。

あれは

エントモ・ファガ・グリリ

という糸状菌の仕業でした。

虫を操り、高い場所に

しがみつかせて殺します。















これもまた同様の糸状菌の

仕業で、ボーベリアと

呼ばれる糸状菌のようです。



























キンケハラナガツチバチ

盛んに花の蜜を吸いに

やって来ます。

全身花粉だらけ。

大事な受粉の介助者です。























ツヅレサセコオロギ

かつてはただコオロギと

呼ばれていた種です。

紛らわしいので

ツヅレサセが付きました。

綴れさせとは繕い物。

冬が来るので繕い物を

早くしなさいと鳴くのだとか。



これは雌なので鳴きませんが















雌には長い産卵管が

あります。





























雄には産卵管は無く、

翅は波打つ模様があり

翅のやすりをこすり合わせ

鳴きます。

























ショウジョウトンボ

今年は少なかったように

思います。































コツブエノコロ

穂の小さな可愛い

ねこじゃらし。



























カタバミ

実が出来ています。

物が触れると実は弾け

種を周りに撒き散らします。























オオバコ

地味ですが花の咲いた

状態。



























ハギ

萩。秋の代表的な花。

漢字が荻(おぎ)に似てますが

お間違えなく。



























ナンテンハギ

葉がナンテンに似ることから

この名前があるが

葉が二枚で組みなすため

フタバハギの異名も。























ネコハギ

名前の由来は知りませんが

丸い葉が猫の足跡っぽく

見えるかも。

























ヤマホトトギス

貴重な自生の

ホトトギス。



























ナンバンギセル

名前の由来は見たままの

パイプの形から。














































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