今日はかしの木山野鳥クラブの観察会に お邪魔しました。 観察会と言っても、本日は巣箱の掃除が メインです。 ハシゴをかけて昇り降り、結構たいへんそう。 |
この巣箱にはシジュウカラの卵が6個残って います。 何かがあって営巣を途中で放棄したのか、 親鳥に事故があったのか。 |
中身が有るので、捕食者に卵が襲われた という事ではないようです。 |
他の巣箱。 この巣箱では、カニグモの仲間と |
アシダカグモが越冬していました。 |
これはクヌギカメムシの卵。 |
ちなみにこれがクヌギカメムシの成虫。 今の季節は見られません。 |
これは巣箱で越冬していたヨコヅナサシガメ の幼虫。 |
成虫になるとこんな感じです。 |
なぜかコクワガタの死骸のあった巣箱。 雌のように見えますが、栄養不足の 顎の小さい雄です。 コクワガタは越冬できるクワガタですが、 越冬しようとして力尽きたのでしょうか。 |
雛の死骸のあった巣箱。 逆に考えると他の雛たちは無事に巣立つ ことができたのでしょう。 |
巣箱ではありませんが、フクロウのペリット だそうです。 骨と毛があります。 |
骨の中で種類を特定出来そうな下顎骨が ありました。 どうもアカネズミの下顎骨のようです。 野ネズミを食べたフクロウのペリットという ことで間違いないようです。 アカネズミの臼歯は上下左右それぞれ3本ずつ。 歯を額骨から抜かなければわかりませんが 上顎の臼歯は歯根が3本。 下顎は歯根が2本ということなので、 抜いて観察するべきでした。 これは下顎なので3本の歯の歯根はそれぞれ 2本となるはずです。 |
以前よりかしの木山にはアカネズミが棲息 していることを確認しています。 |