かしの木山生物倶楽部 > 日誌index > 日誌20130817


2013年 8月 17日                                 
ミンミンゼミ

セミの代表格。

セミといえば「ミンミン」です。







































アブラゼミ

数で圧倒するのはアブラゼミ。

ジーーーーーという声は油でものを

揚げる音に似ているからの名前とか。

暑苦しい虫ナンバーワン。

































ツクツクボウシ

一番遅く現れるセミ。

晩夏のセミです。

鳴声がそのまま名前になりました。

ツクツク法師

































ルリタテハ

クヌギの樹液を吸いにやってきました。









































カブトムシの雌

樹液を吸おうとして、先客のコクワガタに

追い出されました。





































イチモンジセセリ









































ジャコウアゲハ

食草のウマノスズクサ、かしの木山に

あまり残っていないようですが

大丈夫なのかな。



































クルマバッタモドキ

背中のX字の斑点がモドキの証。

これもまた完璧な迷彩です。







































オンブバッタの雌

まだ成虫になったばかりで

おんぶには至ってません。









































ショウリョウバッタモドキの雄

モドキとありますが、ショウリョウバッタより

希少な種。

準絶滅危惧種。



































ショウリョウバッタモドキの雌







































ツチイナゴの幼虫

これは成虫になって冬越しをして

春まで生きます。





































シオカラトンボの雄

池でオオシオカラトンボと

勢力を争っています。







































シオカラトンボの雌

通称ムギワラトンボ。

池から離れて草叢で静かに過ごしています。







































渇水です。

池の底が現れています。





































クロメダカ

何者かによって持ち込まれたメダカ。

生き残っています。

このまま定着するのでしょうか。



































オトギリソウ

弟切草

弟を切るとは物騒な名前です。

昔話では鷹匠の兄弟が秘薬の傷薬の製法

を巡り、秘密をもらした弟を兄が切り

殺したことに由来するとか。

その秘密の薬草がオトギリソウなのだそうだ。





























ヤマホトトギス









































フジカンゾウ







































フジカンゾウの実

花も実も大きめのヌスビトハギと

いった感じです。







































オミナエシ

秋の花です。

















































































ワレモコウ

吾亦紅「我もまた紅なり」にいう意味と

いうのは作り話で、本当は割れ木爪(帽額)

(昔の帽子みたいなもの)なのだとか。

諸説あるようです。































いわゆるケサランパサラン

秋にフワフワと宙を漂う白い綿毛を称して

ケサランパサランあるいはケセランパサラン

と呼んでいるようです。

正体はいろいろあるようで、

雪虫と呼ばれるアブラムシの仲間だったり

鳥の吐いたペリットの毛玉だったり

植物の種の冠毛もまた。

今日飛んでいたのはアザミの仲間の

種子の冠毛のようです。

種を落とし役目を果たした冠毛は

とても軽く、どこまでもフワフワと

漂います。

















暑い暑いと言っている内に、自然界は秋の気配が漂ってきました。

そんな散策でした。

そういえば部屋にいてもカネタタキの声が聞こえてきます。












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