かしの木山生物倶楽部
>
日誌index
>
日誌20100821
2010年 8月 21日
ツクツクボウシが目立ってきました。
夏も終わりが近付いたのでしょうか。
まだまだ暑そうですが。
マユタテアカネ。
トンボにも秋の気配が。
イボバッタ。
色といい、凹凸といい、見事な保護色&擬態です。
草むらではツチイナゴがススキを食べていました。
他のバッタがもう成虫になっているのに、このバッタはまだ幼虫です。
成虫で冬越しをするバッタですから、他の種類よりゆっくりと構えています。
ショウリョウバッタ。
精霊の名が示すとおり、盆の頃には成虫になっています。
ゴンズイの実にアカスジキンカメムシの幼虫がいました。
このカメムシは、幼虫で冬越しをします。
やはりのんびり構えていますね。
マメコガネ。
その名の通り、豆の害虫としてアメリカで悪さをしています。
日本からの外来種としてジャパニーズ・ビートルの名で恐れられます。
連絡が不十分で一部は刈られてしまいましたが、今年はキツネノマゴを意識的に残してくれています。
小さな花ですが、多くの昆虫が蜜源として利用します。
その常連客を見てみます。
ブレてしまいましたが、「幸福のブルー・ビー」とも言われるルリモンハナバチが来ていました。
黄色系の配色が多く見られるハチの仲間で、青系は少数派です。
ジガバチ。
幼虫のためにイモムシを狩る狩り蜂ですが、自身は花の蜜を吸います。
キマダラセセリ。
これもキマダラセセリでしょうか。
イチモンジセセリ。
ヒメウラナミジャノメ。
キチョウ。
以前撮ったものも貼っておきます。
モンキチョウ。
キンケハラナガツチバチ。
オオセイボウ。
ブレてないルリモンハナバチ。
この他にも多くのシジミの仲間や、ハチの仲間がキツネノマゴを訪れます。
これらの昆虫にとって大切な場所であることが御理解いただけたでしょうか。
どうぞ、このような場所を刈ってしまわない様に御注意願います。
<
前の日誌へ
>
<
次の日誌へ
>
<
日誌indexへ
>