かしの木山生物倶楽部
町田市へヤマアカガエルの保護の要望と回答
2013年4月に町田市に出しました要望書とその回答
ヤマアカガエルについて保護を求める要望書を町田市に提出しました。
以下にその内容を示します。
それについての回答が公園緑地課から返ってきました。
内容は以下の通りです。
「貴重な生物であることも十分認識しております」
とありますが
とてもその認識があるとは思えません。
認識があるなら、散策路の新設など考えられるわけがありません。
「以前は、鬱蒼としておりましたが」
生き物が生息するサンクチュアリとして機能していた部分の評価としていかがなものでしょう。
その機能が認識できていないということではないでしょうか。
「当然環境の変化は」
環境を壊してしまうのは当然の事と解釈していいのでしょうか。
一見真摯で誠意のある文章のようですが、内容は、
人の憩いの場であり、生息する生き物に配慮するつもりはありません。
立て札くらいは立てますが、それ以上のことは何もしません。
ということですね。
「ボランティアの皆様と検討し」
ボランティアの皆様の善意は大切です。
しかし、ボランティアの皆様の自然科学に対する知識は、必ずしも高いわけではありません。
より貴重な生物が生息しているのにホタルを入れたい、カタクリを植えたいなどとでたらめな自然観を持つ方も多いのです。
自然科学の学芸員などの知識人の意見を求めるべきです。
この先、ヤマアカガエルが生き残っていくのか、滅びてしまうのかはわかりませんが、
もしも滅びた場合、何が問題であったのか、その一つの資料としてここに記録を残しておきます。
追記
2013年7月14日現在 なーんにも成されていません。
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