かしの木山生物倶楽部 > 日誌index > 日誌20100513



2010年 5月 13日



エナガの観察は終了しましたので、今日は足元を見て歩きました。


ベニキジラミ。
3mmくらいの小さな虫です。
アケビの蔓についています。




キイロケブカミバエ。
雌は針状の鋭い産卵管を持ちます。




その産卵管をノアザミの蕾に刺し、卵を産みつけていました。




ツマキヘリカメムシ。
地味なカメムシです。




クワキヨコバイ。




フタホシエダシャク。




ヒメバチの仲間。
名前がわかりませんでした。
寄生蜂だと思われます。




ヒメアメンボ。




0508のコセアカアメンボと比べてみましょう。

背中の色と模様、触覚の節の長さの割合と形などが違っています。


意外にもただの「アメンボ」に逢えません。
てっきりただのアメンボばかりだと思っていたトンボ池のアメンボ類ですが、こうして改めて確認すると数種類のアメンボが棲んでいるのがわかります。
おそらくただのアメンボと、うまくすればオオアメンボに遭遇できるのではないでしょうか。
たぶん、かしの木山のアメンボは、これらの4種であると思われます。




足が伸びて動きが鈍くなったアズマヒキガエルのオタマジャクシは、池の底や水草の上で固まってじっとしていました。
もしかしたら、もう餌を食べないのかも知れません。
いらなくなる尾を養分としカエルに変身します。









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