かしの木山生物倶楽部 > 日誌index > 日誌20090720



2009年 7月 20日

ヤマユリが甘い匂いを漂わせる季節となりました。




アカボシゴマダラ。
中国から持ち込まれたチョウは依然勢力を伸ばしています。
放蝶した馬鹿者は責任を取るべきです。




クロバネツリアブ。
ツリアブとありますが、春のビロードツリアブとは全然にてませんねぇ。




アオメアブ。
前回登場のシオヤアブと同じく、ムシヒキと言われるアブの仲間です。
シオヤアブ同様、自分より大きな肉食昆虫のトンボをも襲い餌としてしまう強さです。




カヤキリ。
キリギリスの仲間。 一度、草むらの虫を整理してまとめる必要がありますね。






サツマノミダマシ。
サツマの実とはハゼの実ということらしいですが、まだ青い実を指しているのでしょう。
ワキグロサツマノミダマシと似てますが、脇が黒くないのです。




ちなみにこちらが去年撮影したワキグロサツマノミダマシ。




アシナガカニグモ。
全身に白い毛が生えるのが特徴。




シロオビトリノフンダマシ。
トリノフンダマシとは鳥の糞に擬態したクモの仲間。
かしの木山にも多くの種類が見られます。




ニイニイゼミ。
全然珍しくなく、どこにでも見られる筈のセミ。
事実、かしの木山の至る所で鳴いています。
しかし、実際に姿を見かける人は少ないのでは。
声はすれども姿は見せず、声を頼りに当たりを付けて、目を凝らしてようやく見つけての撮影でした。
なかなかの擬態ぶりで木の皮と区別がつきません。
カラスに襲われることなく生き残っていく種なのかも知れません。
アブラゼミに代わって一番多いセミになるかも。





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